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プロフィール交換ガジェット「Poken」、twitter → ブログの連鎖が起爆剤に

Pokenというガジェットを知ってますか? まだ日本に上陸したばかりのこのPoken。どういうものなのかと言えば、ガジェット型のソーシャル名刺です。


http://www.doyoupoken.com/PokenWeb/corporate/welcome.jsf


このPokenはヨーロッパを中心に流行していますが、日本の初上陸は3月13日に開催されたTokyo CGM Night EP3
http://www.dannychoo.com/basedir/mac/eng/article/category/cgmnight/danny/0000/00/0.html

このパーティの参加者に披露されたのが、まさに上陸第1号でした。
Web系の媒体を中心にいくつかのメディアがこのPokenを取り上げましたが、パーティ参加者の中にはブロガーやtwitterのユーザーが数多かったことが、どうもこのPokenの日本での動きを加速しているようです。

実際、twitterを「Poken」というキーワードで検索してみると、かなりの数のポストを確認することができます。
http://search.twitter.com/search?q=poken&lang=ja

・Poken楽しい!という人
・Pokenってなに?という人
・Poken欲しい!という人
・Pokenに関するブログを読んだ人
・Poken注文した!という人
・Pokenを手に入れた!という人

こういったポストを見ていると、いろんな温度があるものの、Pokenに興味を持っている人が加速度的に増えていっていることがわかります。

その結果、今Pokenをいちばん簡単に入手しやすいアマゾンでは(3月20日現在)、発売されているPoken全5種類のうち、なんと3種類のPokenが品切れ、在庫切れになっています。

この現象は、イベント → twitter → ブログ → twitter →ブログの連鎖反応が、お客の期待値を一気に押し上げて、その期待値が一気にアマゾンに流れ込んだと整理できると思います。

Poken自体のマーケットサイズがどれぐらいなのか、実売でどれぐらい売れたのか? それについてはもちろん未知数です。しかし、つい数日前まで日本に上陸していなかったガジェットが単価3000円以下のものと言え、一気に品薄状態になるというのは、twitter以前には考えにくかった現象です。

アメリカではtwitterでデルが短期間で成果を出したというような話題が出ていますが、もう日本でもひとつ成功事例が出来つつあると言ってもいいのではないでしょうか。

ブログが普通の人の意見を表舞台に引っぱり出すのに成功したように、twitterは普通の人の行動を表舞台に引っ張り出すのに成功しつつあるのだと思います。

 

【編集部ピックアップ関連情報】

○CNET  2009/03/17
 Poken創立者が提案するソーシャル名刺交換--「mixiにも対応する」
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20390003,00.htm

 

 


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